平均はすべての事象を織り込むって、どういうこと?
なんか難しい話になってきましたよね😀 あなたが、FXをするうえで経済のニュースを見たり、株や株価指数を理解し、投資しないといけないみたいなイメージを持たれていませんか?安心してください!全てを把握する必要はないんですよね。それを今から説明していきますね。
平均はすべての事象を織り込む
経済情勢や予測不能な自然災害、テロなども市場に全て織り込み済みという考え方。
例えば、近年コロナウイルス発生での為替の影響や、ロシア・ウクライナでの戦争、また北朝鮮がミサイルを発射したなどのニュース速報など。
そんな未来の事、誰も予測不可能ですよね? だからそんな未来を予想する必要もありません。
チャートの中にある情報は、全て投資家の心理で出来ています。その情報を基にみんな分析し、トレードするので、未来の事なんて基本的には関係ありません。つまり、チャートを見てれば勝てますよって事です。僕の手法はテクニカル分析(裁量トレード)なので、ファンダメンタル分析は基本的にはしていません。しかし、重要な指標発表時刻の前後では(ポジションを保有しない)絶対にトレードはしていません。理由は、テクニカルが一切効かなくなり、リスクが大きくなるからです。
また後々、実際のチャート画像を使って説明していきますね!お楽しみに👍
難しく考えないでくださいね。FXはいたってシンプルです😌
主要トレンドは3段階からなる
先行期 :市場価格が下落し全ての悪材料は織り込み済みと判断した少数の投資家が
いわゆる底買いをする時期。
追随期:市場価格の上昇を見て追随者が買いを入れる時期。価格は上昇局面にある。
利食い期:先行投資家が手仕舞い(利益確定)をし始めるポイント。メディアなどで高値更新を見、初心者
が買いを入れ始める(飛び乗る)
これが『エリオット波動』と言われるもの。トレンドは5つの波から出来ていて、高値を超すことにより、更に高値を超すことを前提で動き出す。逆に安値を抜けると、更に安値を更新する前提で動き出す。
では、下のチャート画像で『主要トレンドは3段階からなる』を説明していきますね。
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説明では、主要トレンドは3段階からなる、またトレンドは5つの波から出来ているでしたよね😀
では、エリオット波動の1波を見てみましょう。
チャート画像の左から、下降トレンドが続いていましたが、先行期の1波があらわれてます。少数の投資家が、底買いをする時期です。2波は1波に対しての調整の戻しです。次に重要なのが3波の追随期!!
下降トレンドに対し、1波があらわれ黄色○の戻り高値を超すことにより、誰もがこれからは上昇すると分かりやすい状態になっています。だからこそ、多くの投資家が2波の戻りを待って買いを入れ上昇し3波が形成されます。4波は3波に対しての調整の戻しです。5波も3波と同様に多くの投資家が、戻りを待って買いを入れ5波が形成されます。そして、A波は利食い期になり、先行期の1波、3波、5波で買いで入っている投資家達が利益を確定し始め、手仕舞いする時期になります。それから下落し、B波があらわれ戻りを形成し、もう値は上がらないだろうという相場参加者の心理が働き、1波と同様、少数の投資家が売りを入れ先行期が始まり、C波の追随期で下落していきます。そして、先行期・追随期(A波・C波)で売りで入っていた投資家達が利益を確定し始め手仕舞いする時期(利食い期)になります。
そして先行期・追随期・利食い期が繰り返されることを統計化したものがダウ理論であり、エリオット波動とよばれるものになります。全て理解するのは大変なので、分かりやすくまとめで説明しますね🤣 理解するまで何度も読んでくださいね🙂
まとめ
上昇の3波、または下降の3波(追随期)を狙いに行く!!これが一番重要で僕たち個人投資家が勝率の高いエントリーになってきます。僕もこれをいつも意識し狙っています!!
理由は、3波が形成される前から多くの投資家がエントリーを考えて押し目買いや戻り売りを狙っているからです。
チャートの図で再度説明すると、下降トレンド中に1波があらわれ黄色○の戻り高値を超え、下目線が上目線に変わりましたよね😀
そして、2波の戻りを待ち、値がこれ以上下がらないと確認し3波を狙いにいきます!! 値が安くなった所から買いでエントリー!
高値を超すことにより、更に高値を超すことを前提に動き出すので大きな利益を取りやすくなるんですよね👍(売りはその逆で最高値を作った押し安値を抜けることにより下目線が確定し、戻りを待って売りでエントリー!)明確にトレンドが変わったと分かれば個人投資家達は皆動き出しますよね。
また、逆に入ってはいけないエントリーポイントも続けて説明していきます。これもかなり重要なので覚えておいてくださいね。
入ってはいけないエントリー箇所ってどこなの?🤔
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下降トレンド下落中での底買いでの1波目(先行期)
理由は、どこから上昇するかまだ分からず、はっきり上目線確定していない為です。まだ下降トレンドが継続するかもしれない状況で、『ここが下降トレンドの底だ!!』と安易に考え買いポジションを持つことは非常に危険なんですよね。戻り高値を超えたことを確定しないとエントリーは出来ません。だって、まだ下目線ですもんね。
利食い期(A波)青い枠線の箇所
利食い期でエントリーも基本的にはしてはいけません。投資家達が利益を確定する場所なので、値幅は伸びず逆に損失を出してしまう可能性が非常に高くなります。相場の世界では天井や大底とよばれる場所でもあり、どこで止まるかはっきりとは分かりません。『ここの水平線は強い抵抗帯があるから意識されるだろう!!』みたいな考えで、飛び乗って取引し、マグレ勝ちしてもそんなトレードは再現性がなく、長期的に見ても損失に繋がってしまう可能性があるからです。
ここまで何となく理解出来ましたか😀?
結論、ダウ理論とは値動きの方向性をよむことに必須な分析方法なんです!!
ダウ理論をもとに上昇トレンド中は買いを考え下降トレンド中は売りを考える。いたってシンプルですよね。
実際のチャートで毎日ダウを見るトレーニングをする事をオススメします。いきなり5波の全てを見る事は難しいと思いますが3波目を意識して探してください😀
僕のオススメのトレーニング方法は、戻り高値や押し安値を抜けた後の3波が形成されているかをひたすらチャートで探し、見ていました!とにかく3波だけを探してください!
それが見えてくるようになれば、FXもさらに楽しくなってきますよ😀
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