チャートパターンとは?初心者が覚えるべきものを徹底解説。

2023年3月28日

チャートパターンとは?初心者が覚えるべきものを徹底解説。

チャートパターンとは何でしょうか?初心者が覚えるべきものを徹底解説します。

チャートパターンとは何?

チャートパターンとは、一言で言えば、トレンドの変化や継続を予測するための相場分析手法です。

チャート上に、サポートラインやレジスタンスラインを引き、数種類のチャートパターンを記憶しておく相場分析法です。移動平均線やボリンジャーバンドなどの特殊な計算方法は用いません。

外国為替市場では、過去と全く同じ値動きをすることはありません。しかし、過去のチャートと似たような値動きをすることはあり得ます。いくつかのチャートパターンを覚えることで、相場分析のスピードと精度が上がり、利益を上げる可能性が高まります。

チャートパターンのメリット・デメリット

チャートパターンを利用する際には、そのメリットとデメリットをよく理解しておきましょう。

チャートパターンのメリット

  • 初心者にもわかりやすく、使いやすい。
  • エントリーや決済の根拠が明確である。
  • 多くの人が知っているため再現性が高い。

チャートパターンのデメリット

  • 有効なチャートパターンを見極めるのが難しい。
  • 予想が外れた時のロスカットが早い。

チャートパターン一覧

チャートパターンには2種類あります。「転換型」と「保ち合い型」になります。転換型のパターンに関しましては、トレンドの転換を予測します。例えば、相場が上昇トレンドにある場合、下降トレンドへの転換が予測されます。

一方で、「保ち合い型」に関しましては、トレンドの継続を予測するものです。例えば、相場が上昇トレンドにある場合、その状態を維持した後、再び上昇トレンドに転じることが予測されます。

では、初心者が学ぶべきチャートパターンをご紹介します。

初心者が学ぶべきチャートパターン一覧

ヘッド・アンド・ショルダー・トップ(三尊天井)

ヘッド・アンド・ショルダー・トップは、別名「三尊天井」とも呼ばれております。上昇トレンドの終わりを分析するリバーサルタイプのチャートパターンです。

中央に最高値(ヘッド)があります。そちらの左右に安値(=ショルダー)があるのが特徴的です。中でも、両側の下降高値に関しましては、ほとんど同じ価格であることが多いです。

ヘッド・アンド・ショルダー・ボトム(逆三尊)

ヘッド・アンド・ショルダー・ボトムは、「逆三角形」とも呼ばれます。下降トレンドの終わりを分析する反転チャートのパターンです。

中央に安値(ヘッド)があり、その両脇に安値(ショルダー)があるのが特徴で、特に、両側の安値はほぼ同じ価格であることが多いです。

ダブルトップ

ダブルトップは、上昇トレンドの終わりを分析した反転チャートパターンで、ほぼ同価格の高値が2つあるのが特徴です。

ダブルボトム

下降トレンドの終わりを分析した反転チャートパターンです。

トリプルトップ

上昇トレンドの終わりを分析した反転チャートパターンで、3つの高値がほぼ同価格で動くことが特徴です。

トリプルボトム

下降トレンドの終わりを分析した反転チャートパターンで、ほぼ同じ価格で動く3つの安値が特徴です。

上昇三角持ち合い

上昇トレンドの継続を分析する保合型のチャートパターン。高値はほとんど変わらず、安値が徐々に切り上がっていくのが特徴です。

下降三角持ち合い

下降トレンドの継続を分析する保合型のチャートパターン。安値はほぼ変わらず、高値が徐々に切り下がっていくのが特徴です。

上昇ペナント型

上昇トレンドの継続を分析する保合型のチャートパターン

下降ペナント型

下降ペナント型は、保合型のチャートパターンで、下降トレンドの継続を分析するために使用されます。上昇ペナント型と同様、上値抵抗線が右下がりになり、下値支持線が右上がりになるのが特徴です。

まとめ:チャートパターンとは?初心者が覚えるべきものを徹底解説

チャートパターンを活用して、トレードの幅を広げましょう。

FXの相場分析には、チャートを分析する「テクニカル分析」と、経済の基調を分析する「ファンダメンタル分析」があります。

例えば、「ダブルトップ」がよく見られますがこちらは、そもそも相場が上昇トレンドにあるときにしか見られないもので、下落相場やレンジ相場で見つけても意味がありません。

しっかり学習して経験を積み、チャートパターンを有効に活用して稼ぐことをめざしてください👍