FXで勝てない人はダウ理論を本質で理解していない!
ダウ理論とは
ダウ理論でチャートの見え方、未来の値動きの見え方が大きく変わる
このダウ理論は、米国の証券アナリストであった、チャールズ・ダウ氏が提唱したチャート分析理論です。元は株式市場の分析の為に導き出された理論ですが、FXでも通用するものとして、世界中のトレーダーに活用されています。先にダウ理論を学ばないといけない絶対的な理由を結論から言いますと、それは値動きの方向が、上がるのか、下がるのかを判断するために必要だからです。 今、相場の値動きが上がっているのか、下がっているのか、これからさらにどうなっていくのかが分からなければ、取引なんて絶対にできませんよね。
いろんなサイト・動画でダウ理論を見かけると思いますが、ぶっちゃけ表面上での解説が多く本質的なダウ理論についての情報が無いと僕は思いました。だからこそ、このブログで本質的なダウ理論の見方をしっかりお伝えするので、腑に落ちるまで何度も読み返し覚えてくださいね👍
- ダウ理論の本質とは
まずFXで一番重要で、一番初めに学ばないといけないことが、ダウ理論なんです。これを覚えて理解しないと、何も始まりません。
これを学習する事によって、テクニカル分析の本質(環境認識)を理解していただける内容になっています。
FXは多数決の世界です。上がると思う多くの人がトレードをすると、値は上がり逆に、下がると思う多くの人が、トレードをすると値は下がります。
要するに、買いたい人と売りたい人の多数決と資金の入ってくる大きさで、チャートの値動きは変動するのです。
このダウ理論がなぜこれだけ機能するのかというと、世界中のトレーダーがこのダウ理論をもとにチャートを分析しているからです。
1割の勝ち組に残る為には、この本質を理解しないとFXの世界で生き残ってはいけないのです。
しかし、このダウ理論を本質で(原理原則)まで理解しているトレーダーの方は少ないです!僕も初心者の頃はそうでした。
ここでダウ理論の本質・原理原則をしっかり学んで頂き、圧倒的に他のトレーダーの方達との差をつけて頂きます。 圧倒的な差でぶち抜きます!
いきなり全てを理解するのは難しいと思いますが、心配しないでくださいね。毎日少しずつ学習すれば、必ず理解できる日が来ます😄
ダウ理論の定義で相場のルールを覚える
ダウ理論は6つの法則で構成されています。
この6つの法則を覚える必要はないので、何となくでいいので目を通してください😀
- 平均はすべての事象を織り込む
- トレンドには3種類ある
- 主要トレンドは3段階からなる
- 平均は相互に確認されなければならない
- トレンドは出来高でも確認されなければならない
- トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
この中で実際のトレードで稼ぐために重要なのが3つあります。それは絶対に理解してくださいね。
『平均はすべての事象を織り込む』
『主要トレンドは3段階からなる』
『トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する』
この3つの内容を掘り下げて、詳しく説明していきます。覚えることは基本この3つだけで大丈夫です😆
まずは、『トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する』から学んでいきましょう。
トレンドとは?
図で説明していきますね😀
図1は、高値の切り上げ・安値の切り上げが続いているので上昇トレンド。
図2は、高値の切り下げ・安値の切り下げが続いているので下降トレンド。
大事なことなのでしっかり理解してくださいね😆
トレンドフォローとは?
上昇トレンド・下降トレンドを判断できるようになったら、次はどうやって戦うかです!
FXのトレードの基本は、安いところで買って高く売る・高いところで売って安く買うが、当たり前の戦略になってきます。利益を出したいからですよね。
ダウ理論の法則では、上昇トレンド中は買い目線。下降トレンド中は売り目線となります。
上昇トレンド継続中は押し目買い・下降トレンド継続中は戻り売りの戦い方がセオリーとなり、トレンド方向の波に乗ってエントリーする事を、トレンドフォローと言います。
このセオリーを無視した戦い方を絶対にしてはいけません。何故なら優位性が低いから!
優位性が高い場所でエントリーするには、しっかりとトレンドが出ているか判断し、戦略を立てなければいけません。また、負けている人のほとんどは、どのトレンドが出ているのか判断できず、わけの分からない場所で買ったり・売ったりしているのです。
では、実際のチャートを使って、ダウ理論を基にトレンドフォローを学習していきましょう😁
実際のチャートでダウ理論を見る!
では、このチャート画像を見てトレンドを判断し、見つけてください😀
何となく分かりましたか? 図1、2を見て分かったつもりになっていても、実際のチャートを見てトレンドがどこにあるかって意外と分かりにくく、見つけにくいですよね😥
次のチャートを見てください。
これが実際のトレンドになります。緑の○が安値、黄色の○が高値
こう見ると分かりやすいですよね。今は、上昇トレンド中の相場なのでトレンドフォローでの戦い方は、押し目買いでしたよね! なので、この場合は、緑の○で買いエントリーを狙っていきます。
では次の下の↓↓↓チャート画像もトレンドを判断してみてください😀
どうですか?少し見えてきましたか?😀
では、答えを見てみましょう。
答えは、下降トレンド。だいたい見えてくるようになっているのであれば、成長の証です😀
黄色○は、高値切り下げ。緑○は、安値切り下げ。
下降トレンド中の相場なので、トレンドフォローでの戦い方は、戻り売りでしたよね!
なので、この場合は、黄色○で売りエントリーを狙っていきます。
ここまでは理解出来ましたか?😀
次の下のチャート画像は、トレンド転換です!このチャート画像を見て、どこでトレンド転換が発生したか少し考えてみて下さい。
ここでもう一度、ダウ理論の復習です😀
『トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する』でしたよね。
答えは下のチャート画像です↓↓↓
チャート画像の左上から、高値・安値が切り下がり下降トレンドが継続していましたが、青枠で囲った、誰が見ても分かる明確な下降トレンドが終わった転換シグナル(値動き)が出ていますよね。そして、そこから下降トレンド(下目線)のダウ理論が崩れ、上昇トレンドが発生し、投資家達は押し目買いの戦略(買い目線)を考えているのです。もし仮に下降トレンド中に、黄色○で売りエントリーしていたら黄色で引いた点線ラインを上に抜けた時点で、決済しなくてはなりません。理由は、黄色○の戻り高値を抜けた事により上目線が確定したからです。
そして、このタイミングで学習したプロスペクト理論を思い出してみて下さい。
あなたが、プロスペクト理論を理解せず、まだ売りでポジションを持ち続けている事を想像したら、ゾッとしませんか?😱😱😱
黄色で引いた点線ライン(黄色○の戻り高値)を上に抜けた時点で、上昇トレンドが発生(上目線確定)しているにもかかわらず、損をしたくない・資金を減らしたくないという思考が働き(損切り)が出来ないという状態に陥ってしまいますよね。結果…
値は下がらず、大きな損失に繋がってしまいます。
しかし、ここまで真剣に学び、理解したあなたであれば怖くないですよね😀👍
戻らないと分かっているのであれば、リスクを考え損切りできるはず✨✨✨
何となく戦い方はイメージ出来ましたか?いざ実際のチャートでトレードをすると、理解していたつもりなのになかなか上手くトレンドを見つける事が出来ないかも知れません。だからこそ実際のチャートに照らし合せ毎日見るクセをつけて下さい。それが、トレーニングとなり、慣れてくればチャートを一目見てこれから相場がどう変化するか面白いように分かってきます😀
次は『平均はすべての事象を織り込む』を学習していきましょう。
↓↓↓
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